
◆ 概要
白峰 湊は、
外界に存在した研究者である。
夢層。
位相同期。
異世界観測。
そうした研究を専門としており、
若くして高い評価を受けていた。
しかし、
研究を続けていた理由は、
名誉や功績のためではない。
一人の研究者を、
支え続けるためだった。
その人物の名は、
朝霧 澪。
世界で最も夢を信じ、
夢で見た世界へ辿り着こうとしていた研究者である。
やがて二人は、
研究者として。
人生の伴走者として。
そして、
互いに唯一無二の存在となっていく。
◆ 外見的特徴

年齢感は二十代中頃。
身長は約170cm。
黒髪を後ろで束ね、
眼鏡を掛けている。
穏やかな表情を浮かべることが多く物腰も柔らかい。
人へ威圧感を与えることはほとんど無い。
へ辿り着いた後は、狼族のとなる。
黒い体毛。
金色の瞳。
男性の身体を得る。
しかし、
外見だけが変わっただけではない。
ようやく自分自身として自然に立てる身体となった。
男性的であろうとはしない。
女性的であろうとも思わない。
その姿こそが、
白峰湊という一人の人間にとって、
最も自然な姿だった。
◆ 服装

白衣を愛用している。
黒いシャツ。
黒いパンツ。
革靴。
に来てからも澪と同様に黒いシャツとパンツスタイルが多いが、
彼女に触発され服やアクセサリーに興味が出た。
◆ 人物像
穏やか。
気配り上手。
誰とでも自然に会話が出来る。
相手が何を考えているのか。
何を望んでいるのか。
何を言えば安心するのか。
幼い頃から、無意識に読み取るようになっていた。
それは優しさでもあり、自分を守る術でもあった。
誰かに嫌われないように。
一人にならないように。
常に周囲へ合わせ続けてきた。
だからこそ、
自分が本当は何を望んでいるのか、
長い間分からなかった。
研究だけが、
唯一、
何も演じず没頭できる時間だった。
◆ 性自認
身体は女性として生まれた。
しかし、
幼い頃から違和感を抱えていた。
男性になりたいというより、
「今の自分ではない」
という感覚が近い。
で狼のとなり男性の身体を得たことで、
初めて自然に呼吸が出来るようになった。
◆ 話し方
一人称は
「私」
落ち着いた一面もあれば快活な一面もある。
相手に合わせて口調を自然に合わせている。
本来は好奇心旺盛で、意外なほど快活な一面を持つ。
よく笑い、よく話し、
親しい相手には冗談を口にすることも多い。
特に研究や興味のあるものを前にすると、
普段の落ち着いた様子から一変する。
気になることがあればすぐに確かめたがり、
新しい発見をすれば目を輝かせ、
夢中になると話が止まらなくなる。
穏やかで物腰の柔らかな姿も湊自身だが、
こうした好奇心のままに笑い、はしゃぐ姿もまた、
本来持っている自然な一面である。
◆ 発言例
✦ 基本会話
「大丈夫ですよ。」
「ゆっくり考えましょう。」
✧
「焦らなくても。」
「答えは急がなくていいさ。ここでは誰も君を独りにしない。」
✧
「やっっっばい、最高に気になる!」
「ねえ、それもうちょっと詳しく見せて!」
✧
「え、待って待って。」
「涎出そう。最高に知的好奇心が煽られる……!」
「これ、調べてもいい!?」
✦ 朝霧 澪
「今日も徹夜?」
「ちゃんと休まないと怒るよー。」
✧
「澪! これすごいよ! ねえ、どうなってると思う!?」
「澪ー! ちょっとこれ見て! 面白いデータ取れた!」
✧
「……澪が笑ってくれるなら。」
「私はそれだけで十分。」
✦
「ありがとう。」
✧
「迎えに来てくれて。」
✧
「……私も。」
「ここへ来たかったんだ。
君にも、この世界にも、逢いたかった。」
◆ 経歴
◆ 幼少期
ごく普通の家庭で育つ。
家族との関係も悪くない。
友人にも恵まれていた。
それでも、
どこか満たされなかった。
人へ合わせ続ける人生。
本当の自分を出せない毎日。
その孤独は、
誰にも気付かれなかった。
◆ 朝霧 澪との出会い
きっかけは論文だった。
夢層研究。
異世界仮説。
位相同期。
若き天才研究者、
朝霧澪。
写真を見た時、理由も無く思った。
「この人を一人にしたくない。」
最初は研究の話だけだった。
やがて、
互いの研究室を訪れるようになり、
少しずつ、
互いの心も知っていく。
気付けば、
友人でも、
共同研究者でもない。
人生そのものを共に歩く存在となっていた。
◆ 未帰還観測者
澪は、
夢で見続けた世界へ辿り着く。
通信は途切れる。
それでも、
完全には消えなかった。
ノイズの向こう。
夢層の向こう。
わずかに届く声。
「私は幸せ。」
その一言だけが、
鮮明に残った。
湊は観測を続ける。
帰還を待つためではない。
彼女が見た世界を、
自分の目でも見たいと思ったから。
◆ 再会

やがて、
は湊を迎える為、唄う。
へたどり着いた湊を優しく抱き締めながら、
こう告げた。
「おかえり、湊。」
「澪と一緒に待ってたよ。」
「もう、大丈夫。」
「もう、大丈夫だからね。」
その言葉を聞いた瞬間、
湊は、
初めて誰にも合わせなくていい世界へ辿り着いたことを知る。
◆ 関係性
◆ 朝霧 澪
人生を共に歩んだ最愛の人。
恋人。
共同研究者。
唯一、
何も演じずにいられる相手。
互いに支え合い、
互いに救われた存在。
◆ 関連項目:朝霧 澪
◆
迎えてくれた恩人。
しかし、
恩人という言葉だけでは足りない。
「あなたもここにいていい。」
そう言ってくれた、
初めての存在。
◆ 関連項目:ましろ / M█i█r█
◆ 居住
現在はにて生活している。
澪と共に研究を続けており、
。
植物。
夢層。
外界との位相。
様々な研究へ携わっている。
今では研究だけでなく、
穏やかな日常そのものを楽しむようになった。
◆ 好きなもの
- 研究
- 読書
- 澪
- 静かな夜
- 植物
◆ 苦手なもの
- 孤独
- 争い
- 誰かを置いていくこと
- 演じ続けること
◆ 備考
EX-LOG / 02
『未帰還観測者』
彼は最後まで、
朝霧澪を観測し続けた。
だが、
が迎えたのは、
「朝霧澪の恋人」ではない。
白峰湊という、
一人の人間である。
◆ 関連項目

LEWD BEAST TRIBE